あらすじ
高校二年生のギャル・瀬戸莉愛は、倒れた祖母の店を手伝うため、白灰商店街へ戻ってくる。
そこは再開発によって「清潔で安全な街」に塗り替えられようとし、莉愛の通う白灰学園でも清潔感指導の名のもとに、生徒たちの髪留め、ミサンガ、リボン、写真までもが「不要なもの」として切り捨てられていた。
莉愛は、炎上動画で悪者にされた写真館の孫・灰原ノエルと出会い、祖母の化粧品店セト・コスメで「色えらび相談室」を始める。
赤いミサンガ、黄色い髪留め、空色のリボン。小さな色に残された理由を拾いながら、二人は商店街に隠された色見本帳と、再開発計画の不都合な別紙へ近づいていく。
「盛る」は嘘で飾ることじゃない。自分の色を、自分で選ぶことだ。
灰色に塗られた街で、ギャルが人と街の顔を上げさせる、全10話完結の現代青春ヒューマンドラマ。
短い紹介文
再開発で灰色になっていく商店街と、校則で色を失っていく学校。祖母の店に戻ったギャル・瀬戸莉愛は、炎上冤罪を背負う写真館の孫・灰原ノエルと出会い、「盛る」の意味を変えていく。