あらすじ
県大会ベスト八。
それが桐谷悠真の最高成績だった。
全国大会の経験はない。ジュニアの有名選手でもない。そんな無名のテニス選手だった悠真は、全国屈指の強豪校・星嶺学園へ進学する。
そこには全国経験者や有望なジュニア選手たちが集まり、入学直後から実力差を思い知らされる日々が待っていた。
圧倒的なパワーを持つ天才。
全国で名を馳せたエリート。
将来を期待される実力者たち。
誰もが才能に恵まれた選手ばかりだった。
しかし悠真には一つだけ武器がある。
試合の中で相手を観察し、戦術を修正し続ける力だ。
派手な必殺技も、圧倒的なフィジカルもない。
それでも諦めずに努力を重ね、強敵たちに挑んでいく。
これは全国を知らなかった一人の少年が、仲間やライバルと競い合いながら高校テニスの頂点を目指す青春スポーツストーリー。