あらすじ
実家の寺を継がされるのが嫌で上京した俺は、ブラック企業で使い潰され、何も選べないまま死んだ。気づくと高校二年の春に戻っていた。前の人生で一番後悔しているのは、実家から逃げたことでも、会社を辞められなかったことでもない。高校時代、初恋の相手だった西園寺あかねに、好きだと伝えられなかったことだ。
今度こそ、ちゃんと告白する。
そう決めて始まった二度目の高校生活。
しかし、前の人生にはいなかった台湾からの謎の転校生、スーリンリンが現れる。
「私は、来さんの許嫁です」
突然そんなことを言い出した彼女は、なぜか来の好みを知り尽くし、毎日近すぎる距離で迫ってくる。しかも鈴鈴は、家の都合で来たわけではなかった。幼いころに一度だけ出会った来のことを、十年近くずっと想い続けていたのだ。
初恋の子に告白したい。
でも、十年越しの許嫁が甘やかして離してくれない。