あらすじ
これは、知られざるもう一つの戦国日本の話。
誰もが知る陰陽師・安倍晴明から下ること19代。
土御門有脩(ありなが)は若くして当代切っての陰陽師であった。
しかし、時代は応仁の乱を経て戦国時代に。
応仁の乱により衰退した京は、妖魔ではなく人間による乱が多発。
人の手による混乱には陰陽師にはどうしようもできない。
一部の者は暦法などの知識を基に軍配者(軍師のようなもの)となっていったが、伝統ある安倍晴明の子孫が地方の守護代あたりの軍師をするわけにもいかない。
有脩は元服早々に若狭国に隠棲。悠々自適に暮らすことにしたが、そのために先祖代々伝わってきた陰陽頭の地位を長年のライバルである賀茂家に譲ることに。
肩書を失ったことで、より楽に地元で暮らしていよう。
そう考えていた有脩であるが、彼の下には妖魔に苦しむ人々の声が届く。
「面倒くさいなぁ……」
妖魔は優秀な陰陽師をヒマにはさせない。
時代に求められようが、求められなかろうが、陰陽師は戦わなければならない。
「手当くらい弾んでくれよ~」
当代の晴明はそうぼやきながら、日々退魔や除霊に駆り出されるのであった。
解説
※基本的には式神とか忍術とかそういうバトル系です。
※舞台は戦国時代ですが、戦国時代に実際にあった戦闘には一切出ません。全てナレ終です。
※ただし戦国時代の史実・時代にちなんだ形で進んでいます。たまに違うところがあったとすれば作者が間違っているかもしれないので、やんわり指摘いただけると有難いです。
※信長はちょっとだけ出てきますがラスボスではありません。秀吉と家康は多分出てきません。
※舞台は畿内・北陸の予定ですが、中国・四国くらいは行くかもしれません。