あらすじ

「全ての権力は消耗品である」  そう考える彼にとって、政治とは情熱ではなく制御の技術だった。大学でアメリカ政治史を教える槇村修一は、民主主義を信じていた。正確には、人間を信じていなかったからこそ民主主義を信じていた。しかし長期不況、パンデミック、親の介護、首相銃撃事件、そして元人気俳優・神原遼率いる「にほん再生党」の躍進が、その前提を少しずつ揺るがしていく。 民主主義とは何か。 言論とは何か。 そして、人間は本当に自らを統治できるのか。 SNS扇動型政治からAI政党の誕生までを背景に、民主主義者であり続けようとした孤独な男の物語

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/05/30
  • 現在の作品ペシミスティックデモクラシー・メカニカルハードコア