あらすじ
ゴブリンの巣を駆除していると、最奥に《悪役令嬢》がいた。
態度が悪くて、評判が悪くて、言葉が悪い。
悪役になるために産まれた令嬢。だから悪役令嬢。
人を信じていなさそうな目に思わず手を伸ばしたオルは、彼女がつけていた首輪に手を触れる。
それは奴隷に使う主従の首輪だった。
期せずしてオルは、悪役令嬢の飼い主となってしまう。
自分を殺そうとした何者かを見つけ、死ぬより酷い目に遭わせることを決意する。オルは彼女の復讐を止めないといけないと思うものの、では実行犯を放置することは正しいのかと言われたらそうでもない。彼女の暴走を止められるのは首輪の持ち主である自分だけである。オルは彼女を見張ることにした。
「犯人捜しは手伝います。でも、復讐しようというのなら僕は止めますからね」「死なない程度に痛めつけろってこと?」