あらすじ
わたくしはメリッサ・バロウ侯爵令嬢ですわ。今日は婚約者のクリストファー・ジャグラン侯爵令息との月一回の交流日ですの。
クリストファー様は近衛騎士団に所属されている騎士ですの。クリストファー様は氷の騎士と言われる程、表情を崩されない方ですわ。
クリストファー様は、わたくしと居ても表情を崩された事はありませんのよ。お茶会だと言うのに、会話もほぼありませんわ。
わたくしが話し掛けると『ああ』とか『そうですね』など、お返事は下さいますけれど。
そして、時間になれば直ぐ帰られてしまいますの。わたくし、嫌われているのでしょうか?
悲しいですが、結婚後は真に愛する方を愛妾としてお迎えされて、わたくしはお飾りの妻として一生過ごすのでしょう。
なんて、婚約者に冷遇されていると思っていた侯爵令嬢が実は婚約者に溺れるほど愛されていると知り幸せになるお話。