あらすじ
騒がしい教室を嫌い、放課後は図書室の窓際で「空気」になることを至高とする男子、柚木春人
そんな彼の癒やしの空間を統べるのは、学校一の美少女と噂される図書委員長・一ノ瀬しおりだった。
誰に対しても優しく微笑む彼女は、全校生徒から「図書室の聖母」として崇拝されている。
だが、放課後の終わりを告げるチャイムが鳴り、図書室の鍵がカチャリと閉まった瞬間、世界は反転した。
「柚木くん。全国の図書委員長を代表して、一言いいですか!?」
お淑やかな仮面を剥ぎ取り、机をバンと叩いて低音のマシンガントーク(呪詛)を爆発させる委員長。
マナー違反への怒りから、愛する作品まで…日々のストレスをぶちまける彼女の「裏の顔」を知ってしまった柚木は、唯一の本音の聞き手(安全弁)として、秘密の放課後に巻き込まれていくことに。