あらすじ
領地に戻ったクアルトを待っていたのは、
静かな咳と、言いようのない違和感だった。
王都では、ある町が封鎖され、
貴族たちの間に不穏な噂が広がり始めている。
病か、災害か、それとも――誰も答えを持たない。
王弟は判断を迫られ、
プリムは現地調査に向かい、
貴族社会はゆっくりと軋みを上げていく。
一方クアルトの周囲でも、
日常の延長にあるはずの小さな異変が、
やがて一本の線で繋がる。
貴族たちの思惑が交錯し、
世界のほころびが姿を見せ始める第三部。
クアルトはまだ知らない。
その渦の中心に、自分が呼ばれつつあることを。
ゴレ専転生者、第三部開幕。
一部・二部ともども、お楽しみいただければ幸いです。