あらすじ

外界の少女ノア=リントベルは、ある日、魔大陸メギド=ノクスへ漂着する。 そこは、外の世界で語られるような“魔族の巣窟”ではなかった。 魔族とは種族の名ではない。 世界から排除され、帰る場所を失い、それでも生きるために名乗られた共同名だった。 灰角の港ヴァル=クレイアでノアを拾ったのは、港の拾名屋リィゼ=ノルカ。 口は悪いが面倒見のよい彼女は、ノアに告げる。 「帰れるかは分からない。でも、帰りたいって言う権利はある」 無籍者の街。 黒晶鉱山。 閉門派。 魔王レギオン=エルドラド。 そして、帰るための道を閉ざす“無帰結門”。 帰る場所があるのか。 帰れないなら、ここで生きることは負けなのか。 これは、魔大陸に漂着した少女が、帰ることと残ること、そのどちらも誰かに奪わせないために歩き出す物語。 ※ローゼン・サーガシリーズの一作ですが、本作単独で読めます。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/05/30
  • 現在の作品魔大陸メギド=ノクスと帰れぬ名の漂着者 〜帰れない少女と、魔族の国の拾名屋〜