あらすじ
この町では、たまに猫が人間になる。
探偵助手の早瀬ゆいと猫のクロのもとには、日常のすき間に紛れ込む、少し不思議な依頼が届きます。
影が遅れてついてくる人。
机が勝手に動く部屋。
雨の日だけ消えてしまう誰か。
大きな事件ではないけれど、放っておけない小さな違和感たち。
そんな出来事を、喫茶店を拠点にゆっくりと追いかけていくお話です。
喫茶店の店主・相馬や、どこか事情を知っていそうな榊も時々関わってきます。
これは、連作短編形式の少し不思議で、少しだけ切ない物語。
きっと派手な展開はありません。
ただ、最終話最後の一話を読んだとき、最初の一話へ戻りたくなる…
ような話になればいいなと思っています。