あらすじ
突如として現れた異形の怪物――『妖魔』。
人類の天敵に対抗できるのは、自らの命を削り、異能を極めて【魔人】とまで恐れられる国家の刃『特異隊』だけだった。
第15小隊長・東雲 零(しののめ れい)は、かつてない中級妖魔の群れを前に、己の限界を悟る。
仲間は倒れ、弾薬は尽き、脳が軋む。
誰もが死を覚悟したその絶望の戦場に――彼は、黒いジャケットを翻して現れた。
武装なし。
異能の気配もなし。
ただ手をポケットに突っ込んだまま、歩みを進める一人の青年。
「――お前、星に守られてるな」
そう不敵に笑うと、彼は人を超えた【魔人】たちが傷一つつけられなかった妖魔の群れを、ただの素手で、文字通り“粉砕”し始めた。
世界を蝕む圧倒的な絶望を、理屈を超えた絶対的な暴力でブチ破る。
彼は味方か、それとも――。
命を削る国家組織の群像劇と、宇宙の始まりの血を引く謎の青年が織りなす、最強現代ダークファンタジー…
開幕。