あらすじ
高校三年、新学期の初日。
非リア充を自認する少年・黒川の机に入っていたのは、一通の「別れの手紙」だった。
「ごめんなさい。もう、別れましょう」
付き合ってもいない、記憶にもない差出人。
戸惑う彼の前に現れたクラスの地味少女・白石は、顔を赤らめてこう告げる。
「ごめんなさい……あれは、『別れの練習』だったの」
そんな白石から、翌日、今度は「告白の手紙」を渡される。
不可解な行動に興味を持った黒川がその想いを受け入れたことで、二人のぎこちなくも甘い「お試し」の交際が始まった。
しかし、黒川は次第に強烈な既視感(デジャヴ)と、二人につきまとう元カレらしき黒服の男に悩まされることになる。
やがて物語は、日常を突き抜け、十年の時を越えた驚愕の真実へと加速していく。
「あなたは、何故、私を選んだの?」
運命に抗うために未来を創り出そうとする少女と、彼女に「命」を吹き込まれた少年が回す恋の大観覧車《ループ》。