あらすじ
この世界には魔法がある。ただし全ての人間が使えるわけではない。
この世界には魔族がいる。ゆえに力あるものは魔族と戦わなければならない。
この青年には魔力がない。しかし──
この世界で唯一魔力を持っていない人間、エインはある日突然故郷を魔族に襲われる。青年は戦うこともできずただ逃げた。家族同然の村人たちを置いて、家を捨て、残ったのは後悔だった。
「何が魔力がないだ! 何が力がないだ! そんなの全部……全部言い訳だ……!」
エインは後悔に打ちひしがれ逃げ込んだ森の中で自分の無力さを呪った。
『力が欲しいか』
そんなエインにどこからともかく謎の人物が声をかける。
その人物は自らを女神と名乗った。どう考えたって怪しい。そんなことはわかっている。だがエインは藁にも縋る思いでその誘いに乗る。無力さとの決別。前に進むために。
しかしただで力を得られるわけもなく──
力を得るために課されたものは千年間にも及ぶただ地道な戦いであった。
千年間の戦いの果てでエインが得た力とは──
魔法の存在が常識の世界で魔力のない青年が戦い抜く。これは異世界冒険ファンタジー
※「小説家になろう」にも掲載中