あらすじ
広大な海と八つの国からなる世界――。
そこには、“フロレスタ”と呼ばれる未知の世界について記された古文書の伝説が残されていた。
ある日、不幸体質の少女・フェリシアは、学校で折れてしまった色鉛筆を削っている最中、不思議な一枚の紙を見つける。そこに書かれていたのは――『魔法界行き 片道切符』。
幼い頃から祖母に聞かされていた謎の子守唄、空から現れた黒い列車、そして“提火”と名乗る奇妙な案内人。
導かれるまま列車に乗り込んだフェリシアは、伝説の世界“フロレスタ”へと旅立つことになる。
そこは、魔法が奇跡ではなく“生活”として息づく世界。
歌うように魔法を奏でる生徒たち、意思を持つように動く学び舎、ヘンテコだけどどこか優しい住人たち――。
やがてフェリシアは仲間たちと出会い、魔法学校での日々を通して、自分でも知らなかった“本当の自分”と向き合っていく。
これは、伝説の世界に迷い込んだひとりの少女が自分だけの魔法を見つけるまでの物語。