あらすじ

俺を追放した勇者パーティは、その日、金貨百二十枚を捨てた。 勇者ジークは言った。 「死骸をいじるだけの役立たずに、もう取り分は払えない」と。 だが、魔物は倒した後が一番高い。 牙、爪、魔石、毒腺、竜膜――。 切り方ひとつで金貨になる素材を、勇者たちはただの死骸だと思っていた。 追放された解体屋のダグは、捨てられた魔物を拾い、正しく解体し、金貨に変える。 一方で、解体係を失った勇者パーティは素材収入ゼロ。 魔物を倒しても儲からず、装備修理代も薬代も払えず、ついには迷宮に入る金すら怪しくなっていく。 商会はダグを指名し、薬師は馬車で並び、騎士団は呪われた遺骸を持ち込んでくる。 倒すのは勇者。 だが、儲けるのは俺だ。 誰も見向きもしなかった魔物の死骸から価値を抜き出し、解体屋の俺は街の金の流れを握って成り上がる。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/05/30
  • 現在の作品倒すのは勇者、儲けるのは俺 ~俺を追放した勇者、素材収入ゼロで借金まみれになる~