あらすじ

AIは、なぜこんなにも「使えない」と言われるのだろうか。 プロンプトを入力しなければ動かない。 嘘をつくこともある。 見当違いの答えを返すこともある。 創作に使えば、ありきたりでつまらないものが出てくることもある。 けれど、どんな道具にも使い方はある。 車には運転技術がいるし、包丁を持っただけで料理が完成するわけではない。 それなのに、AIだけが「万能であるべきもの」として見られやすいのはなぜなのか。 その背景には、現実のAIより先に、映画や小説やアニメの中で育ってきた「物語のAI」があるのかもしれない。 『ターミネーター2』に代表されるような、人間を超え、人類に牙を向くAI。 そうしたイメージが先にあるからこそ、現実のAIは妙にしょぼく見えてしまう。 AIが使えないのか。 それとも、僕らの期待値が大きすぎるのか。 新しい技術と、物語が作ってしまった未来像について考えるエッセイ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/05/30
  • 現在の作品【エッセイ】使えないのはAIか、期待値か