あらすじ
完璧を演じる高知能アスペルガーの夫、毎日が予測不能で「癖つよ」が大暴走する3歳児、そして孤独に白目をむく元保育士のママ。
元保育士としてのプライドを持ちながらも、息子の激しい多動と感覚過敏に振り回される真依。そして、周囲の「普通」に合わせるために必死に理屈で武装する夫の高野。
ある日、夫婦に突きつけられたのは、我が子の発達障害という現実だった――。
育児書通りにいかない毎日に「我が家は地獄なの?」と絶望し、暗闇の中で出口を探す家族。そんな密室の地雷原に、「ガハハハ!」と爆音の笑い声とともに突進してきたのが、夫の母である「美佐子ばあちゃん」だった!
専門知識は1ミリもない。片付けはがさつ、お茶はこぼす。けれど、ばあちゃんが繰り出す独自の豪快なライフハックと「存在の絶対肯定」が、ガチガチに凍りついた家族の心を一瞬で溶かしていく。
「自閉症にADHD? 癖がつよい子が二つもあるならお買い得じゃないの!」
診断名すら笑い飛ばすばあちゃんは、頑固なじいじをも巻き込んで、一体どんな方法でこの凸凹ファミリーを笑顔に変えていくのか!?
世間の「普通」という高い壁を、ユーモアの重戦車でぶち破る、笑いと涙のチーム戦が今、始まる!