あらすじ

クラスに転校してきた藤森灯花は、見える人と見えない人がいる──“準透明人間”だった。 高校二年の春、転校してきた彼女の姿が、僕にだけ見えない。 声は聞こえる。気配もある。けれど、その輪郭だけが欠けている。 放課後の教室で二人きりになった僕は、「見えない存在は、存在していないのと同じだ」と口にしてしまう。その言葉への返答として彼女が選んだのは、見えないまま、確かに“触れる”という行為だった。 見えない恋と、認識できない存在をめぐる、ひとつの春のSF短編。

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小説を読もう2026/05/30
  • 現在の作品見えない君と、キスをした。