あらすじ

45歳の会社員だった俺は、目を覚ますと1995年の中学三年生に戻っていた。 机の上には『ファミコン通信』。 教室では、セガサターン、プレイステーション、まだ見ぬ任天堂の次世代機の話で男子たちが盛り上がっている。 そこには、セガサターン派で格ゲー好きだった親友・健太がいた。 家にネオジオまである健太は、ゲームの話をしている時だけ本当に楽しそうに笑っていた。 けれど俺は知っている。 このあと健太は受験に失敗し、少しずつゲームの話をしなくなる。 未来のゲーム史を教えるつもりはない。 プレステが勝つ未来も、サターンが苦しくなる未来も、今の健太には必要ない。 俺がやり直したいのは、ゲームの歴史じゃない。 あの日、親友に言えなかった一言だ。

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カクヨム
カクヨム2026/05/30
  • 現在の作品45歳の俺が1995年の中三に戻ってやり直したいのは、ゲーム史ではなく、サターン派の親友に言えなかった一言だった。