あらすじ
高校でも副キャプテンになった。
先輩達はもういない。
これからは自分達だけで戦っていかなければならなかった。
高校に入ってから、ずっと越えられなかったベスト8の壁。
もっと上へ行きたい。
もっと違う景色が見たい。
そう思いながら、私は毎日練習を続けた。
土日の朝練。
一人で始めたその時間に、気づけば仲間達も集まるようになっていた。
バレーが好きなのはみんな同じだった。
そして迎えた新体制初の大会。
今までとは違う。
そんな空気が、コートの中に確かにあった。
私達は勢いのまま勝ち進み、ついにベスト4へ辿り着く。
夢だった全道大会が、少しだけ近づいた気がしていた――。