あらすじ
山裾の村に住む少女ヤアは、山の神に捧げる祭りの儀式・ツクヮ舞の舞手に選ばれた。
祭りの前夜、舞手の重責に思い悩むヤアの前に、山神の使いツクヮサマが現れる。祭りの日を間違えて前日に来たあわてんぼうのツクヮサマは、ヤアに祭りとツクヮ舞の秘密を明かし、二人で儀式を済ませてしまおうと持ちかける。
ヤアは山神の使いという存在に畏怖を抱いていたが、軽口を叩きよく笑い、粗忽な面もあるツクヮサマに、段々と心を開いていく。奔放なツクヮサマに翻弄されつつも励まされ、ヤアは重責への恐れを振り払って、ツクヮサマと自分自身のために月光の下で舞い踊り始める。