あらすじ
電車を待っているときに元彼と偶然再会し、動揺したまゆは、スマホを落としてしまう。
拾ってくれたのは、同じ電車に乗る、名前も知らない青年・楓。
それをきっかけに、二人は朝の時間を少しずつ共有するようになる。
「ちゃんとしている人」「大人なんだから」
いつの間にか自分に貼られたラベルの中で、まゆは静かに息をしていた。
そんなラベルをはがして、過去を超えて、本当の自分で誰かを好きになるまでの、再生の物語。
※短編集『触れなかったものたちーー五感で綴る恋の短編集』より、『あの声が、ホームに残った』の続編になりますが、お読みいただいていない方でも楽しめる内容となっております。