あらすじ
毒というのは小さい頃から害の無い程度の量を少量ずつ服用しつづけると抗体ができるらしい。
私もそのパターン。
やはりあの時の嫌な予感は当たっていたのか、これは相当危険なものだ――
もっと安全なところで試しておくべきだった。・・・たとえば霊夢とかそこらへんで。
それにしても、一体どこでどう間違ってしまったのだろう。
外には奴らがいる。
ここはもうダメだ。
…………やるしかない。
私は自分が引き起こしたことを清算しなければならない。
日記というのは人に見られたくない、と言うが実際のところはどこかで見てほしいと思っているのかもしれない。……これは日記というより遺書のようなものかもしれないな。
来世の私よ。もし、この日記を見る機会があったなら、同じ過ちを犯さないでほしい。
自分の大切な世界を守りたいのであれば。
――― 霧雨 魔理沙より
挿絵 _アリス_様