あらすじ
泥の人形を愛でるがいいわ。
本物の天使は私が連れて行くから。「君を愛さない」と宣った夫への復讐は完璧なはずだった。
愛人の子を魔法の人形とすり替え、偽物の跡継ぎを育てさせる。
そんな皮肉な計画の途中で知ったのはすり替えなければ本物の赤ん坊は死んでいたという事実。
魔法を使って愛人を探り当てて妊娠したころに己も同時に妊娠したふりをする。
そうしたら、出産も同じ時期にする。
愛人の子供とそっくりな魔法粘土を入れ替えるとさ。
夫と血が繋がった子供であり、愛人との間に生まれたうちの家門と関係ない子供がお家乗っ取りである。
嫌がったのに無理矢理婚姻させた両親には、関係ない子供が家紋を継ぐということもできるのだ。