あらすじ
中国・湖北省・武漢市で撮影された異様な映像――それが全ての始まりだった。
映像には、異常な存在が動物の血をむさぼる姿が映っていた。映画や小説に登場するゾンビを遥かに超える危険性から、人々はそれを「強化版ゾンビ」と呼び、一時的に世界中で話題となる。しかし、決定的な被害が確認されなかったこともあり、やがて人々の記憶から忘れ去られていった。
だが一年後、悪夢は現実となる。
世界各国の都市で突如パンデミックが発生。強化版ゾンビは人間だけでなく、牛や豚などの家畜を襲い、感染を拡大させた。さらに、熊にまで感染が確認されたという報告が入り、文明社会は急速に崩壊へ向かう。
そんな混乱の中、故郷・桜川町へ帰還した一人のダークシスターがいた。
徳川サイラ――コードネーム「零(ゼロ)」。
故郷を守るため、彼女は再び銃を手に取る。迫り来る感染者、崩れゆく日常、そして人間の狂気。
守るべきものがある限り、零は引き金を引き続ける。