あらすじ
神の子として最高位神官との結婚が義務づけられていたリリアだが、結婚式当日に高齢の相手が急死すると、不吉な存在とされ神殿の奥で生涯過ごす事を強いられていた。
そんなリリアに対し、初対面のはずの美麗な王子クリスティアンが、法を変えてまで神殿から連れ出し求婚をしてくる。
こんな自分でも誰かの役に立てるのではないか、そして神殿の外の広い世界へ羽ばたけるのではないか――。 新しい人生への期待と、彼の情熱的な愛情に惹かれたリリアは、クリスティアンの手をとった。
実は二人は10年前に神殿の泉で出会っており、クリスティアンは初恋のリリアを救い出すため、この日を待ちわびていたのだ。しかし、リリアは記憶を封印しておりクリスティアンのことを覚えていなかった。
そんなリリアにとって、過保護なほどのクリスティアンの溺愛は困惑するものであった。
「もしかして、殿下は私に”女神の能力”が目覚めるのを期待しているのかしら。
でも私は特別な力なんて使えないのに…」
――殿下、なぜ私を溺愛するのですか?
※本作は、ガブリエラブックス『幼妻は2度花嫁になる』をもとにコミカライズした作品です。