あらすじ
卒業記念舞踏会。
王太子レオニスは、婚約者である公爵令嬢アレクシアへ婚約破棄を突き付けた。
理由は、男爵令嬢ミルフィーナへの陰湿な嫌がらせ。
――の、はずだった。
だが次の瞬間。
「あなたがわたくしから離れることなど、できる訳がないでしょう??」
完璧な笑顔で王太子を張り倒した悪役令嬢により、断罪劇は一瞬で崩壊する。
公開婚約破棄。
派閥問題。
政治的爆弾。
そして、“少しくらい嫉妬してほしかった”だけの拗れた感情。
これは、婚約破棄のはずが何故か王太子側の公開処刑になってしまった、とある断罪劇の顛末である。