あらすじ

呪いを斬る傭兵ゼクト・ヴァルクは、かつて呪われた少女を処刑した。 殺すしかないと思っていた。 だが後に、その呪いは斬ることができたかもしれないと知る。 それ以来、ゼクトは王国を離れ、呪われた者を殺すのではなく、呪いだけを斬る傭兵になった。 そんな彼に届いた依頼は、王国の聖女エルシア・クロイスの処刑。 エルシアは国中の呪いをその身に集められた、生きた封印だった。 殺せば王都は救われる。 王国はそう判断し、エルシア自身も、自分が死ねばすべて終わると思っていた。 だが処刑台で、ゼクトは剣を止める。 「殺すのはやめた。その呪い、俺が斬る」 聖女は救われた。 代わりに、彼女の呪いはゼクトの身体に黒い傷として残った。 救われたエルシアは、感謝より先に罪悪感で震える。 自分だけが救われ、彼だけが傷ついていくことを許せなかった。 「あなたが私の呪いを持っていくなら、私もあなたから離れません」 これは、呪いを斬るたび傷だらけになっていく処刑人と、彼を救いたい聖女の、暗くて重い救済ラブロマンス。

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カクヨム
カクヨム2026/05/29
  • 現在の作品呪われ聖女を処刑するはずだった俺、呪いだけ斬ったら聖女の愛が重すぎる