あらすじ
八つの国家が覇権を争った時代が集結し、総てを平らげた王国が『帝国』と名乗るようになってから3000余年。
―― 巨木の中には汚水が溜まり、枝葉が腐り始めていた。
国学と定められた『魔法』を学ぶ国立アカデミーにおいて、教師の卵になったばかりのレオン・ベインズは"やらかした"。
"大手柄の一つでも立てれば許してやる"と突きつけられ、アカデミーを半分クビ状態となり途方に暮れる。
ブルーな気分なのに、公開処刑の見物をするハメになってしまうから気持ちはげんなり。
そんな時、ひょんな事から出会った少女、エリーザ。
青年と少女の出会いから、廻り始めた歯車。
それは巨大で、時に滑らかで、時に錆び付いて……
数多くの血を吸ってしまう事を、彼らはまだ知らない。