あらすじ
街で暮らしていると、直接言葉を交わしたことはないけれど、よく見かける人というのが何人かはいると思う。
あの男も、最初はそんな人物の一人だった。
最初はただの偶然だと思っていた。しかし、男の視線は日に日に執着を増し、ついには施錠されたはずの私の部屋にまで侵入してくるようになる。
これはストーカーなのか、それとも、この世の者ではない怪異なのか。
人知を超えた恐怖に追い詰められた私は、ある雨の夜、ついに限界を迎えて――。
※この物語は、結末を知った後、もう一度最初から読み返したくなります。
後味の悪い結末(イヤミス)が好きな方へ。