あらすじ
迷宮都市ヴェルク。
探索者・奏太は「廃棄物鑑定」という地味なスキルしか持たず、仲間からはゴミ拾いと嘲笑され、ついにはパーティから追放される。
だが、彼が放り出された場所は迷宮最下層付近の「廃棄層」。
そこは、上位探索者たちが価値を見誤って捨てた残骸の吹き溜まりだった。
絶望の中で手にした折れた剣。
その中に眠っていた本当の価値を見抜いた瞬間、奏太のスキルは覚醒する。
廃棄物鑑定は、万物を再構築する上位スキル《リサイクル・ハンド》へ。
錆びた屑鉄は聖剣へ。
捨てられた装備は超強化武具へ。
ゴミはすべて素材として再定義される。
かつて自分を捨てたパーティへの絶望を振り切り、奏太は廃棄層で一人、伝説級の武具を次々と錬成していく。
やがて地上に戻った彼は、壊れた装備すら一瞬で修復・強化する異常な存在として噂され始める。
「ゴミ拾い」と呼ばれた男は、いつしか“装備を救う救世主”へ。
そしてその名は、低層から中層へ、さらに都市全体へと広がっていく。
「見ていろ。俺を捨てたことを後悔させてやる」
これは、捨てられたものから最強を作り出す、逆転錬成無双ファンタジー。
※毎日0時更新予定です。