あらすじ
果たして本当に彼のことを英雄と呼んで良いのだろうか?
彼は騎士団長である父親を刺殺し――
人知れず王国の反抗勢力の幹部に名前を連ね――
そのあげく、幼馴染の立場を利用しながら素知らぬ顔で国王の寵愛を受ける。
これってダブルスタンダード?二股?それとも二重スパイ?
いや、彼はそんな大層な男ではない。ただ単に彼の周りではやたら面倒事が起きやすい。ただそれだけ、そう言う星の下に生まれただけなのだ。
彼は異世界転生者ではあるが、女神や神様にも出会っていないし、もちろんチートスキルも無い。
巻き込まれた――ただそれだけで彼は
父親殺しであり、
反逆者であり、
国王の親友であり、
そして――英雄なのである