あらすじ

「大きくなったら、結婚しようね」

――そんな幼い日の約束を、彼は覚えているだろうか。



迷路のように書棚が動く不思議な魔法図書館。
毎朝そこへ通う私には、ずっと気になっている人がいた。

見習い魔法使いの制服に古びた上着を羽織った、名前も知らない男の子。

お互い「あ、今日もいる」と気づきながらも声をかけるタイミングを逃し続けて幾週間。

ついにその沈黙が破られる日がやってくる。



またしても通路で迷子になった私を助けてくれたのは、少しぶっきらぼうに、けれど優しく手を引いてくれる——あの人だった。

「気づいてた。声かけるタイミングがわからなかった」

まさかの両片想いに胸がじんわり温かくなったのも束の間、私の鎖骨に、結ばれた運命の相手を示す『番紋』が浮かび上がっていることが発覚して……!?



もどかしすぎる二人の、静かで甘い朝のひととき。

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アルファポリス
アルファポリス2026/05/28
  • 現在の作品魔法図書館の迷子と、約束の番紋 〜迷子になりやすい少女と、ちょっと口の悪い少年の初恋物語〜