あらすじ
肩を壊し、サーブも入らなくなった。
やっと打てるようになったと思えば、今度は足に痛みが出る。
何度も心が折れそうになった。
それでも先生は、そんな私をレギュラーから外さなかった。
信じてくれていた。
また這い上がってくる事を。
だから私も応えたかった。
土日の朝。
誰もいない体育館で、一人サーブ練習を繰り返す。
静かな体育館に響くボールの音。
私はやっぱり、どうしたってバレーが大好きだった。
光が消えたなら、また光を灯せばいい。
そう思いながら、私はもう一度前を向き始める。
そして三年生が引退し、私は高校でも副キャプテンになった――。