あらすじ
2人で登下校し、当たり前のように隣に座り、手を繋ぐことすらある。
どう見ても付き合っているようにしか見えない男女――陽向と結菜。
しかし当の本人たちは、
「いや友達だろ?」
「うん、親友だよね!」
と、本気でそう思っていた。
クラスメイトはすでに“恋人認定”して温かく見守り、先生すら半ば公認状態。
そんな中、ただ2人だけが決定的な1歩に気づいていない。
そしてその裏で――
「……なんでそうなる」
「大丈夫、私に任せて」
それぞれの親友である黒瀬と白石が、
“どうにかしてこのバカ2人をくっつける”ために動き出す。
だが、互いの存在を知らない2人の策士は、
それぞれの作戦をぶつけ合い、見事にすれ違い続ける――。
これは、
両想いなのに気づかないバカ2人と、
そのせいで限界を迎える親友たちの、
少し騒がしくて、ちょっと優しい恋の話。