あらすじ

後世の資料館で「王国末期最大の反逆者」として展示されていた悪役貴族、レオンハルト・フォン・グラヴィス。 その展示を担当していた学芸員の俺は、ある日、十五歳のレオンハルト本人として目を覚ます。 飢饉を利用した食糧独占。 魔族との内通。 勇者遠征の妨害。 聖女への冒涜。 王女改革への抵抗。 俺が史実だと信じていた反逆の記録は、王国によって都合よく整えられた偽史だった。 王国は救わない。 だが、王国に殺される者たちは逃がす。 辺境の民、教会の孤児、下級兵、魔族和平派。 王国の正義からこぼれ落ちた者たちを外へ逃がすため、レオンハルトは王国の嘘を暴き、利用し、最後にはすべての反逆を自分一人の罪として引き受ける。 これは、英雄になれなかった男の物語ではない。 悪役として死ぬことを選んだ男が、王国に見捨てられた者たちを生かす物語。

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カクヨム
カクヨム2026/05/28
  • 現在の作品王国を救わない悪役貴族 - 反逆者と記された俺は、最後の悪役になる -