あらすじ
最初に言っておく。この物語に純愛など1ミリも存在しない。
あるのは、以下の通りだ。
賞味期限が3時間切れたコンビニおにぎり
深夜2時のドンキで買った、無駄に光るサングラス
空気を読まないタイミングで流れる演歌リミックス
ピンクの着ぐるみを着た42歳(元バンドマン)のガチ絶叫
ヘルメットを被り、泡を吹きながら暴走するカニ(※社長)
東京都北区、雨。
人生の底辺で「宇宙焼きそば」を売っていた柴田源次郎(42)の前に、カニを背負った夜逃げ代行の女・真琴(38)がロードバイクで電柱に激突してきた。それが、すべての終わりの始まり。
他人の人生の残骸(ゴミ)を片付けながら、ぐちゃぐちゃな東京の夜を爆走する不条理ロードムービー。
死ぬほどくだらなくて、死ぬほどやかましくて、
——気づいた時には、不覚にもボロ泣きしている。
世界がどれだけうるさくても、
意味不明なカニがテレビを破壊しても、
俺たちは、このクソみたいな現実(ステージ)で生きていくしかないんだ。
読後にカップ焼きそばが食べたくなる、純度100%の「エモカオス」ヒューマンドラマ、開幕!!