あらすじ

月の明るい深夜に僕の頭が弾けたように響く様にすごい痛みに目が覚めた。時計は3時を示す。  寝ぼけ眼は明るい月を遮るクロークの様で目の前が霞む。  視界の月を遮る黒い影が風に揺られてより黒くはためいている。    その窓の奥に見た人影は、その邂逅が僕の生命を消さんとする事を手痛くイメージさせた。その時、それが何故かはすぐわかった。    向けられた銃口。細いマズルの先の黒鉄、アイアンサイトのシルエット。  ライフル銃。叫音は出る前、喉を劈き共鳴腔を破く。刹那に声は出ないまま額は青に染まる。    窓を月光が照らしフードを被る人影が明らかに法治の外側から銃の口を空けている。 4月の1日 午前3時から秒針は動かず、時はこの世界の異変が収まるのをじっと待っているようだった。 僕らはこれから毎日午前3時に時の止まった世界の中、現実を変えようと蠢く存在、ファンタジーを討滅し調伏、そしてそれらを用いて新たなファンタジーを求めて戦う魔衛として生きていく。

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カクヨム
カクヨム2026/05/28
  • 現在の作品現実改変が怖いので、空想を否定するお仕事を始める事になった件 ~午前三時から始まる異世界魔道具魔獣魔人の不存在証明~