あらすじ
バスケが大好きな少女「つばき」にとって、ライバルで最高の親友「おうか」と過ごす時間は何よりも大切だった。しかし最近、彼女の身体には原因不明の不調が続いていた。指をつき、膝から崩れ落ち、すぐに息が上がってしまう。
「大丈夫、バスケすれば治る!」
彼女はそう信じ、心配する周りを笑顔で振り払おうとする。だが、その願いも虚しく、異変はつばきの日常を静かに蝕んでいく。
ついには母に連れられて訪れた病院。そこで医師から告げられたのは、予想もしなかった「入院」の二文字だった。
ただの貧血のはずなのに、どうして?目をそらす母、話をはぐらかす医師。当たり前だった日常が崩れていく予感の中、少女を待ち受ける運命とは。