あらすじ
どうやら自分は将来、義姉を不幸に陥れるらしい。
未来を予見する能力によって繁栄してきた朝霧家だが、時が経つにつれ次第にただの迷信だと忘れ去られるように。
しかし、母の再婚により朝霧家の娘となった千里は、蔵の中で怪しい書物に触れた瞬間、未来予知の能力に目覚める。
書物の中には千里が見た未来が書き込まれており、その内容は、千里は将来御曹司と結婚し幸せになるが、義姉の有紗は母に家を乗っ取られ不幸な人生を送ることになる、というものだった。
金目当てで結婚した母と、前妻を亡くして以来宗教めいた怪しい団体にのめり込むようになった父。
このままでは朝霧家は崩壊してしまう。
唯一自分に優しくしてくれた姉のため、千里は未来を変えるべく、将来のお互いの立場を入れ替えようと画策する。
千里は性格の悪いわがまま娘として振る舞うことで、周囲から有紗への同情を買おうとする。
しかし、有紗本人は自分がいじめられていることにさえ気づかない天然ぶりで、全く姉から嫌われる気配がない。
悩む千里の前に現れたのは、未来予知に興味があるという、風変わりな青年だった。
*和風×オカルト×ラブロマンス
*カクヨムでも掲載しています