あらすじ
「――私を封じられるほど、強くなれ」
これは化物が〈隣人〉でありえた、最後の時代の物語――。
記憶を奪われた傍若無人な絵師×神主に化けた冷徹不器用な鵺
★江戸怪異譚&民俗学ライトミステリー
【カクコン11読者選考・最終26位(ライト文芸部門)】
★カクヨムで先行配信中
舞台は幕末。
鵺(ぬえ)の化物――嗣巳(つぐみ)との〈取引〉により、化物の魂を絵に宿し、居場所を与える〈化物絵師〉となった青年絵師・愁水(しゅうすい)。
化物を救わずにはいられない厄介なその性質で嗣巳を振り回す一方、
食道楽を謳歌し、男女どちらにも化ける嗣巳に振り回されもしながら、
愁水は江戸を揺るがす怪異騒動を落着させる日々を送ることになる。
利害で結ばれた二人の歪な道行きは、やがて愁水の忌まわしい過去へと繋がっていく。
激動の幕末を駆け抜ける二人が最後に辿り着くのは、救いか、それとも呪いか――。
※緊張感のあるバディものがお好きな方へ。
【愁水】
〈化物絵師〉と呼ばれる化物|贔屓《びいき》。記憶喪失中。元武家の嫡男。推定十七、八歳。身長182cm。
【嗣巳】
神主に化けた鵺。平安時代から存在する大妖。神主姿の見た目は二十代前半、身長180cm。
【構成】
◆第一部(完結):呪物編 ― 鵺が四肢を取り戻すまで。
◆第二部(連載中・完結間近):式神編 ― 絵師が記憶を取り戻すまで。
◆流れ:
第三部(決着)・因習編→
第四部(新章)・幕末編→
外伝:明治編