あらすじ
コロッセオで49連勝中の奴隷階級の剣闘士ニック。
ある時、前人未到の50連勝がかかった次の試合で、興行主が八百長を仕組んでいることをニックは知ってしまう。
「あいつはしょっちゅうケガするし、衣装も武器もダメにする金食い虫だ」
「負けに賭ければオッズ350倍…大儲けだ!」
金のためにニックを殺す気なのだ!
絶対に許せない!
あいつらは最後の最後まで金のために俺を使い潰す気なのか。散々俺から搾取しておいて、まだ足りないっていうのか!
だけど、ニックは逆らえない。
奴隷たちの肉体をラジコンのように操る『興行傀儡』が浸透しており、ニックもそんな『興行傀儡』の一人として生殺与奪の権を『操縦士』に握られる存在だからだ。
しかも、『操縦士』である元師匠・セフェリノスは、ニックの才能に嫉妬して操作すら放棄している。それでいてニックの稼いだ金だけはせしめているとんだ銭ゲバクソ野郎だ。
ニックは命がけで獰猛な巨大生物たちと戦わされていた。
自由市民を楽しませ、興行主と『操縦士』、そして興行賭博に賭けている奴らを富ませるために。
その報酬が八百長試合で消されることだなんてあんまりだ…!
絶体絶命のニックに美形の小間使いのサンディが救いの手を差し伸べる。
「僕、ニックを助けてあげられるかも…!」
しかし、サンディはニックの厄介オタクだったようで…?
搾取され続けた最強剣士は自由を手に入れることができるのか!?