あらすじ
2500年前。
世界最大の超文明国家《アストラエムロード》は滅んだ。
世界樹を中心に築かれたその文明は、
魔導鉄道、空中都市、転移網、気候制御、魔力通信──
あらゆる技術で世界を支配していた。
だがある日。
世界樹魔力網の暴走により文明は崩壊。
空は裂け、都市は墜ち、大陸は分断された。
そして現代。
世界は中世レベルまで退化していた。
魔法技術は失われ、国家は腐敗し、亜人は迫害され、
人類は古代文明を“禁忌”として恐れている。
そんな時。
世界最深部の迷宮《世界樹迷宮》で、
二人の少女が目覚める。
白銀の髪と翡翠の瞳を持つ、古代純血エルフ。
《レイシア・レインフォルティア》
文明・財政・国家運営を司る“叡智の管理者”。
《ノエリア・レインフォルティア》
全属性魔法と古代戦闘術を操る“世界樹の戦姫”。
二人は知っていた。
この世界がなぜ滅び、何を失ったのかを。
そして理解する。
今の世界には、もう“文明を維持する力”が残っていないことを。
ならば。
失われた世界を、もう一度作り直せばいい。
魔導鉄道を復旧し、
世界樹通信網を再起動し、
亜人たちの居場所を作り、
崩壊した国家を飲み込みながら。
これは。
滅びた超文明《アストラエムロード》を継ぐ双子が、
世界を再び繋ぎ直す物語。