あらすじ
【あらすじ】
絶望的な衝撃音の後、スマホの向こうから陽菜の声が消えた。
嘘、嘘だ、嘘でしょ。
お願いだから返事をしてよ。
画面をどれだけ強く握りしめても、世界が真っ暗に染まっていくのを止められなかった。
……なのに、どうして。
次に目を覚ました時、いつもの部屋のドアが開いて、死んだはずの陽菜が立っていた。
「菜緒。また遅刻しそうだよ?」
もう2度と会えないと思っていた陽菜が生きている。
これが幻だって、夢だって、なんだっていい。
もうあんな絶望は絶対に御免。
陽菜が居てくれるこの世界に私は永遠に閉じこもっていたい。
――たとえ、この世界が偽りだとしても
【キャラクター設定】
久遠菜緒 Kudo Nao
学年)
高校2年生
外見)
高め・凛々しい印象。短い黒髪
性格)
少しクールな感じだけど顔にすぐ出るタイプ
内面)
引っ張られるタイプ
トラウマ)
陀菜の事故。電話越しに聞こえた最後の言葉が聞こえなかった。毎夜夜夢に見る
花森陽菜 Hanamori Hana
学年)
高校1年生
外見)
菜緒より少し低い。長い黒髪
性格)
意図的に作っている明るさ。苦しくても菜緒の前では笑う
内面)
気持ちを言葉にするのが得意。でも本音は隠す
【元の世界での二人の出会い】
校舎裏の庭。放課後。菜緒がひとりでいる。陽菜、風のように現れる。
陽菜 「あれ?先着の方がいらっしゃったんですね」
菜緒 「誰?」
陽菜 「私、花森陽菜1年です。えっとあなたは?」
菜緒 「久遠菜緒、2年。」
陽菜 「先輩だったんですね!えっと菜緒先輩?」
菜緒 「いきなり名前」
陽菜 「だめでしたか?」
菜緒 「いや別にいいけど」
陽菜 「じゃあ菜緒先輩、お隣りいいでしょうか?」
(菜緒、少し照れる)
菜緒 「好きにしたら」
【本当の最初の出会い】
陽菜が登校中男の人に絡まれる。
手を引いて
「ほら、遅刻するから早く行くよ」
と見ず知らずの先輩が助けてくれる
それが菜緒だった
陽菜はそこから菜緒のことが気になっていた。