あらすじ
異世界に召喚された黒瀬悠真は、テイマーとして災厄級の魔物たちと契約し、八年の旅の果てに魔物活性化の真実へ辿り着いた。
原因は魔王ではなかった。
魔王に反旗を翻した反乱軍こそが、世界を乱していたのだ。
悠真は魔王と協力して反乱軍を鎮めるが、帰還した王国で待っていたのは称賛ではなく、裏切り者としての処刑だった。
だが、首を落とされたはずの悠真が次に目を覚ましたのは、異世界に召喚される前の自分の部屋。
しかもそこは、ダンジョンが日常となった現代日本だった。
十五歳の身体に戻ったことで、八年分の力は失われた。
それでも、契約した仲間たちとの繋がりは残っている。
黒炎竜、白銀神狼、九尾の魔狐、真祖吸血鬼。
かつて災厄と呼ばれた仲間たちを抱え、悠真は私立星宮学園の探索科へ入学することになる。
ただし、現代でもテイマーは不遇職扱いだった。
誰も知らない。
彼が従える仲間たちが、異世界では国すら滅ぼす存在だったことを。