あらすじ
中央官庁の若きエリート・日下部玲於は、女性器を持つカントボーイ。男としての重責を一人で背負い、過労で倒れる寸前だった彼を、上司で医官出身の筆頭補佐官・轟木巌が「治療」と称して身体ごと甘やかし始める。クリトリス・Gスポット・ポルチオの開発——「これは管理だ」と言い聞かせながら、二人は互いへの恋情を認められないまま、国際研修までの三ヶ月を駆け抜ける。壊れそうな若手エリートと、包容力のあるおじさん職員の官庁公務員BL
攻め 轟木巌(とどろき いわお)
40代後半〜50代の筆頭補佐官。医官出身。有能で余裕のある大人だが、玲於にだけは不器用な愛情を見せる。「管理」という言葉で自分の欲望を糊塗し、玲於の性器は使わずに開発だけを続ける。最後に「惚れている」と告白するまで、手袋越しに自分の本心を隠し続けた男。
受け 日下部玲於(くさかべ れお)
20代後半のエリート官僚。女性器を持つカントボーイで、「国家の部品」として自分を追い込み続けてきたワーカホリック。「気持ちいいの、嫌だ」と自分の欲求を否定し続けるが、開発されるうちに身体が巌を求めるようになり、最後の夜に初めて「あなたがいい」と自分の本心を口にする。