あらすじ
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あらすじ
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優等生で、かわいくて、コミュニケーション能力が高い人気者な“ホウちゃん”。
彼女の笑顔は愛らしくて、まるで犬のよう。前に一度だけ彼女の頬をわしゃわしゃと撫でくり回したことがあった。その時の彼女の心地よさそうな「もっとして」と言いたげな表情・態度。実に好ましい。
私はホウちゃんを好ましいと思っている。
思ってしまっている。
彼女は私に好ましいと思われてしまっている。
ホウちゃんよりも頭が良くて、でも不良生徒で、かわいげが無くて、コミュ障な腫物扱いの私。笑顔が苦手で、けれど不機嫌な表情だけは一丁前に出来る。
そんな私に彼女は好感を持たれてしまっているのだから。
あぁ、可哀想だ。
かわいそうなホウちゃん。
私はね、愛くるしい君の笑顔も好きだけどもね。
そんな笑顔が好きだからこそ、見たいと、そう強く願ってしまうんだ。
君の泣き顔。それから怒り一色に染めた憤怒の表情。
………ゾクゾクする。
あとはそうだなぁ。
もっと望んでいいなら、ね?
天真爛漫な君に、侮蔑・軽蔑なんでもいいから。
とりあえず見捨てられると思わされる冷徹な君の瞳で。
睨まれたい。