あらすじ
適性検査で「全属性ゼロ」と診断され、無能の烙印を押された少年カイ。
王立騎士団を追放された彼が辿り着いたのは、魔物が跋扈する絶望の地「ゲヘナ荒野」だった。
しかし、カイには誰にも理解されない独自の権能――万物の地質を理解し、地形を再構築する【土木】があった。
喉が渇けば「水脈」を掘り当てて聖水を噴出させ、寝床がなければ「岩盤」を練り上げて難攻不落の城を築く。
カイにとっては「ただの安全対策」や「現場作業」に過ぎない行為が、世界の常識を根底から覆していく。
一方、彼を捨てた騎士団は、カイという「最強のインフラ維持装置」を失ったことで、崩壊の危機に直面していた――。