あらすじ
エデンに攫われ、魔力を奪われながらも、リオンは戻ってきた。カイとレオンハルトが助けに来てくれた。神父のエルシオンが導いてくれた。
だが、戻ってきたリオンの中に、何かが残っていた。
――ぼくの中に、誰かがいる。
それだけじゃない。
カイはますますリオンのそばを離れなくなった。レオンハルトは、リオンを「正しく守りたい」と言う。ゼインは——追ってくるはずが、あの日から何かが変わった。そしてエルシオンは、いつも穏やかに微笑みながら、「いずれ話す」と言い続けている。
助けたいと思って、飛び出して、奪われて、それでもまだ——リオンは前に進もうとしている。
お父さんは、どこにいるのか。村のみんなは、生きているのか。エデンの本当の目的は、何なのか。
そして、リオンの中にいる「誰か」は——いったい、何者なのか。
答えを求めて歩くうちに、世界の歪みが、少しずつ、大きくなっていく。
リオンは思う。
――助けたいだけなのに、なんでみんなぼくを離してくれないの?
※全3巻
※画像はAIに生成してもらいました。